直木賞作家の佐藤愛子さんのご冥福をお祈りします、102歳でご逝去。ミリオンセラー・エッセイ集となった『九十歳。何がめでたい』は2016年刊だった。

お悔やみ画像白い花

西宮市に深い関係のある佐藤愛子さんが亡くなったというニュースが飛び込んできた。
102歳だったという。

ユーモアあふれるエッセーでも人気を集めていたが、世相を鋭く斬る言動と筆致も魅力だった。

佐藤愛子は、小説家の佐藤紅緑を父に、女優の三笠万里子を母として1923年に生まれた。
異母兄に詩人のサトウハチロー、脚本家で劇作家の大垣肇がいる。

現在の甲子園警察署の北にある西畑公園あたりに父佐藤紅緑の家があり、ここから甲南高等女学校に通っていた。
とても美しい女学生だった佐藤愛子さんに淡い恋心を抱いていたということは、遠藤周作本人が語っている。

住んでいた近所には、森繁久弥の生家菅沼家をはじめ、検事、判事などの文化人が多く住んでいたことから「西畑文化村」と呼ばれていたようだが、今は公園の名前(西畑公園)として残っている。

多くの作品を残しているが、「愛子」「女優万里子」「血脈」「これが佐藤愛子だ」などの作品の中には、自身が住んだ頃の西宮(当時の鳴尾村)が出てくる。
(上記リンク先から、あらすじ等ご参考に)

西畑公園
西畑公園

佐藤家一族の歴史を描いた大作「血脈」で菊池寛賞受賞をとっている。
父紅緑ゆずりの反骨精神が常にその言動にあらわれて、「怒りの愛子」とも言われた。

西宮に深くご縁のあった佐藤愛子さんご逝去の報に接し、心よりご冥福をお祈りいたします。

西宮流では、『西宮文学回廊』というサイトで西宮に関係のある作品を紹介しています▶︎


投稿日時 : 2026-05-15 11:24:38

更新日時 : 2026-05-15 12:08:22

この記事の著者

編集部|J

『西宮流(にしのみやスタイル)』の立ち上げ時からのスタッフ。
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