10月27日(木)の「まちたび博プレみや」のコースは
兵庫県立芸術文化センターで体感「PACオーケストラ」なるほどバックステージツアーでした。
芸文前の高松公園にははばたんがいたり、大勢の中学生がいたり・・・
何があるのかな??と思いつつも
集合時間ギリギリだった 私は、一目散に集合場所に!!
この日も、定員いっぱいの 29名の参加。
すでに何回か違うコースに参加した方や、これから参加予定の方もおられたようですね。
1階で諸注意を聞いた後は、楽屋口から中へ入り、普段は入れない場所を中へ中へと・・・
殆どの方が、お客様としてこのセンターへ来られた方も、ここからの出入りは始めて!!
建物の奥にあった普段荷物を運ぶと言う大きなエレベーターは なんと重量制限2.1トン。
グランドピアノ一台が悠々はいる大きなエレベーターに参加者と引率者全員が吸い込まれて
一挙に5階のフロアーにあがり、その奥にある「ライブラリアン」の仕事場に。
初めて知った「ライブラリアン」という職業。楽譜だけを扱う職業なんですね。
楽譜にスコアを鉛筆で書き込んでいきます。
指揮者によっても変わりますし、リハーサルをしながらどんどん変わっていくんだそうですね。
「私たちの仕事は、お料理で言ったら下ごしらえですね。」と。。。。。
オーケストラの曲が1万曲分あるという小さな部屋の入り口には
色とりどりの世界のマグネットが ・・・
「皆さんがお土産にと持って来て下さるんです!!」
この後、兵庫県内の中学一年生が対象の「ワクワクオーケストラ」とご一緒に
一時間程、PACオーケストラの演奏を4Fのバルコニー席で聞かせて頂きました。
PACオーケストラと言うのは、芸文センターの専属楽団。
世界中からメンバーを集め、現在在籍は9カ国。平均年齢は26歳。
「ワクワクオーケストラと言う企画は、年間40公演です。
私たちにとっては40回ですが、聞いてくれる中学生にとってはたった一度。
ひょっとしたら、その時が一生に一度のクラシック体験になる子もいるかもしれない。
だからこそ、一期一会の演奏を大切にしています。」とこの日の岩田力指揮者。
大ホールの舞台裏は天上の高さが30mという大空間。
そんな壁のあちこちには、世界中から集まる人たちのサインがいっぱい!!
なかなか読み取れませんが、一つずつじっくり見ていたら面白いかも???
ツアーの最後は、イグレックでのティータイムだったようですね。
そこまではご一緒しませんでしたが、きっと大満足の皆さんのお顔が集まっていた事でしょう!!
芸文センターの中の壁って、コンクリートのうちっぱなしですが
こんな風に板目の模様になっているって知ってました???
わざと、板と板との隙間や段差も残すようにされていて、遠目に趣のある壁になっているんですね。
重さ500kgほどあるグランドピアノは、大きなエレベーター前の湿温調整された倉庫に保管されています。
百聞は一見にしかず・・・次の機会がありましたら
ぜひ皆さんの目と耳と体で、芸文センターのバックヤード体験して下さいね。
このツアーは今回一回限りでしたが
まちたび博の他のツアーはまだこれからのコースもありますので
こちらの公式ホームページから確認してみて下さいね。西宮まちたび博公式HP http://machitabi.jp/
2011年西宮まちたび博は終了しました。