映画「アゲイン 28年目の甲子園」2015年1月17日公開

アゲイン 28年目の甲子園

実在の大会『マスターズ甲子園』をモチーフにしたこの映画のラストシーンは甲子園球場での撮影。
2013年12月に主演の中井貴一の他、柳葉敏郎、波瑠、門脇麦、西岡德馬などが甲子園球場に揃った。

監督・脚本は大森寿美男氏。原作は直木賞作家・重松清氏(マスターズ甲子園応援団長)が 『マスターズ甲子園』をモチーフにして書き下ろした夢と人生の物語。
「あの夏」を越えて今、夢の続きが始まる。

映画「アゲイン 28年目の甲子園」2015年1月17日公開

出演/中井貴一、波瑠、和久井映見、柳葉敏郎、門脇麦、太賀、工藤阿須加、村木仁、堀内敬子、西岡德馬  ほか
原作/重松清「アゲイン」(集英社「小説すばる」連載)より
監督・脚本/大森寿美男
主題歌/浜田省吾「夢のつづき」(SMEレコーズ)
製作/「アゲイン」製作委員会
配給/東映

**************

元高校球児・坂町晴彦のもとに、亡くなったチームメイトの娘・美枝が訪ねてきた。<マスターズ甲子園>の学生スタッフとして働く美枝から大会への参加を勧められた坂町だが「今さら」と断る。
28年前の事件―。坂町たちが甲子園に行けなかった原因は、実は美枝の父にあったのだ。それは思い出したくない過去であり、美枝にだけは話したくなかった。

しかし父親の思い出を追い求める美枝と接するうちに、坂町は離れて暮らす一人娘とずっと向き合ってこなかったことに気づく。そして現実と折り合いをつけ、思い出を上手にあきらめることで、自分自身をだまし続けてきたことにも。「あの夏」に決着をつけなければ前へは進めない。同じ思いを抱えた仲間と共に、坂町は再び人生のグラウンドへ走りだすことに決めた。

アゲイン 28年目の甲子園 アゲイン 28年目の甲子園 アゲイン 28年目の甲子園 アゲイン 28年目の甲子園
(c)重松清/集英社 (c)2015「アゲイン」製作委員会

甲子園球場での高校野球の試合開始に鳴るサイレンの音とともに始まる映画。
かつての高校球児にとってはたまらなく懐かしいストーリーだが、それだけでなく、不器用な父親たちが娘や家族との関係に向き合っていく姿は見る者の涙を誘う。

「そんな簡単じゃないんだよ、俺たちの気持ちは!俺はまだ、昔の事を笑う気にはなれない。」という高橋の叫びを心の奥に秘めている人は多いのかもしれない。
人生の新しい一歩を踏み出す勇気をこの映画は思い出させてくれる。映画をご覧になる時には、ぜひハンカチのご用意を!!

大会テーマソングを提供している浜田省吾さんの10年ぶりの新曲となった「夢のつづき」がこの映画の主題歌となったことも大きな話題となっている。
映画の主題歌「夢のつづき」と「マスターズ甲子園」のテーマソングなど5曲を新しいアレンジで録音し、“Dream Catcher”というタイトルで1月14日にリリースされる予定。
西宮では、阪急西宮ガーデンズ内の「TOHOシネマズ西宮OS」で1月17日から上映される。

<マスターズ甲子園とは…>
マスターズ甲子園の大会名誉会長は星野仙一氏。2014年は11月15・16日に開催。
全国の高校野球OB/OGが、性別、世代、甲子園出場・非出場、元プロ・アマチュア等のキャリアの壁を超えて出身校別に同窓会チームを結成し、 全員共通の憧れであり野球の原点でもあった『甲子園球場』で白球を追いかける夢の舞台を目指そうとするもの。

投稿日時 : 2014-11-07 14:46:43

更新日時 : 2024-02-01 15:15:32

この記事の著者

編集部|J

『西宮流(にしのみやスタイル)』の立ち上げ時からのスタッフ。
日々、様々な記事を書きながら西宮のヒト・モノ・コトを繋ぎます。

西宮流のメールマガジン 購読無料

西宮流のメールマガジン

新着・おすすめ記事や
プレゼント情報が届きます。
ぜひご登録くださいね。

» メルマガ登録の説明

こちらの記事もおすすめです