（持続可能な開発目標）
西宮流（にしのみやスタイル）は、持続可能な開発目標（SDGs）を支援しています。
日々の活動の中で無理せず続けられる目標（ゴール）を定め、コツコツと取り組んでまいります。
11．住み続けられるまちづくりを
都市と人間の居住地を包摂的、安全、強靭かつ持続可能にする
私たちは約15年間、西宮の情報を発信し続けています。まちを歩き、人に会い、取材をすればするほど西宮が好きになり、好きになればなるほど、みんなにも伝えたい、好きになってほしいと思い、その思いが持続のパワーになっています。
2014年からは、ショッピングモール「ららぽーと甲子園」2階にある情報発信スペース「クリエートにしのみや」に常駐して、対面でも西宮のあれこれをお伝えしています。
まちの魅力を知ることで、好きになります。好きになったら、大切に思います。守りたくなります。
自然や景観、歴史や文化、防災、安全、産業、経済･･･そして、人
さまざまな視点からまちの魅力を発信しつづけることがシビックプライドの醸成につながることを願って
1枚の写真にも西宮愛を込めてお届けしています。
12．つくる責任 つかう責任
持続可能な消費と生産のパターンを確保する
西宮流が拠点とする情報発信スペース「クリエートにしのみや」にはダンボールのテーブルと椅子、本棚があります。また、テーブルを組立てた後の端材も、形状が面白いので捨てずにオブジェとして壁に飾っています。
通りすがりの子ども達が「ママ、このお部屋、全部ダンボールでできてるよ♪」と叫ぶ光景によく出会います。大人も珍しそうに腰掛けていかれます。それをきっかけに「ダンボールって100％リサイクル可能なんですよ」などと話が広がります。
（ちなみに、棚は廃棄寸前のリンゴ箱を並べて使用しています。）
きっかけは起業したての一人の青年との出逢い。ダンボール工場を経営していた祖父の思いを継いで、ダンボール製品のセレクトショップを開いたという心意気に共感し、イベントに出店してもらったりワークショップを開いてもらったり、オリジナル商品をいっしょに企画開発したり･･･とコラボしてきました。
リサイクルの優等生、ダンボールの魅力をもっともっと知ってもらいたいという思いに、ネットとリアル両方の発信の場を持つ西宮流が寄り添っています。
4 質の高い教育をみんなに
すべての人々に包摂的かつ公平で質の高い教育を提供し、生涯学習の機会を促進する
ショッピングモールの中にある「クリエートにしのみや」には、西宮の情報を求めて毎日たくさんの人が来られます。お顔なじみの常連さんも増えており、この人のつながりを生かしてなにかアクションを起こせないか、と考えた結果、「ベルマーク運動」に参加することにしました。
回収箱を設置して声かけをしているだけですが、「ここに持ってくればいいのね」と、多くの反響をいただき、順調に集まっています。
回収したベルマークは、西宮市社会福祉協議会ボランティセンターにお届けし、登録ボランティアグループのみなさんの手で仕分け整理されて、市立西宮養護学校（9月からは西宮支援学校に改名）に寄贈されます。
3 すべての人に健康と福祉を
あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を推進する
健康維持・増進に効果的とされるウォーキング。特に高齢の方にはフレイル予防や健康寿命の観点からも「歩く」ことが大切です。
毎日の暮らしの中で、無理なく楽しくウォーキングできるようにと、ショッピングモール「ららぽーと甲子園」が取り組んでいる「らら歩クラブ」。段差がなく天候に左右されず快適な館内を歩いて2000歩達成すればお買い物券がもらえます。
その受付業務を私たちがお手伝いしています。
毎日楽しみに通って来られる方も多く、「家から出て歩くきっかけができた」と喜ばれる人や、ご家族、お友達を誘ってきてくださる方も増えています。
同年代の気安さからでしょうか、受付のついでに世間話も。傾聴ボランティアではありませんが、会話をすることは心の健康にもつながります。また、スマホの歩数計アプリを立ち上げて画面を見せるというのもシニアには貴重な体験。みなさん楽しそうに参加されています。
システムを組んで無人化することも可能かもしれませんが、人が介在することで、より楽しくなり、やる気も出てくる･･･そう信じて、今日も笑顔であいさつしています。