大岡ゼミ×つみき会

こんにちは。今年度の鳴尾東班にとっての一大イベントである「手形アート」について、今里君が記事にしてくれました!

こんにちは!大岡ゼミ8期生の今里智樹です。3月に入り、寒さも徐々に和らいできましたね。現在私たち8期生は1年の締めくくりとなる報告書製作を終え、来年度の活動計画を練っているところです。今回は、鳴尾東班が前年の11月16日に行ったイベントについて紹介していきたいと思います。

私たちはヒアリング結果などをもとに鳴尾東地域での既存のイベントであるつみき会とコラボし、手形アートイベントを実施することになりました。形に残るもの、なかなか家ではできないという点からこのイベントに決定しました。また個人で作る作品に加えて、手形を葉っぱに見立てた木の絵の大型作品の制作にも挑戦することを決め、その中で子どもたち、母親たち、私たち学生が交流できることにも期待しました。

イベントが決まってからは必要物の買い出しや、地域の方々との連携、イベントの宣伝、当日の進め方など、準備に汗を流しました。

10月28日にプレイベントを実施し、いざ当日…予想を超える多数の参加者のもとイベントはスタート!しかし、何度もシミュレーションをしてきたにも関わらず初めのほうはてんやわんやした状態に。子供たちの元気さに押され気味の私たち学生は作品づくりの手伝いをするのがやっとの状況でしたが、少しずつ時間がたつにつれて慣れ、子供たちと遊んだり、母親たちと交流する余裕が出てきました。

手形アート 作業の様子

結果参加者すべての作品が一つ一つ見事に完成し、さらに大型作品も無事完成することができ、現在鳴尾東地域にあるまちcaféなごみに展示していただいています。イベントはとても盛り上がり大成功のまま終えることができました。参加者の中にはつみき会自体が初めてという方もいて、私たちやつみき会にとっても良い結果となりました。交流を通じてやアンケート結果から、大変満足したという感想もたくさんいただくことができました。一方で反省点も多くあり、つみき会の方々、地域の方々の協力なしでは成功することは絶対にありえませんでした。また、手形アートの本なども出版されている株式会社petapeta代表のやまざきさちえさまのブログでこの取り組みを12月13日に紹介していただきました。ぜひ、ご一読ください。(赤ちゃんの「今」を残す手形アート*出産祝い・内祝・誕生日記念に )

完成した大型作品

最後に、この手形アートイベントを通じて、私たちはなにかを企画して実施することの難しさ、そして多くの人が携わり協力することの大切さを学びました。さらに自分がもし親の立場なら、このようなイベントに行ってみたり、そこで違う親と交流できるのはとてもありがたいことなんじゃないかと感じました。なぜなら誰かと子育てを共有する、人の子育てを知る機会というのは孤独な親が多い今の世の中では特に必要なことだからです。この経験をこれからの活動また後輩へと引き継いでいくことに力を注いでいきたいと思います!