西宮流(にしのみやスタイル)
Who's Who -- 西宮で出会える素敵な人たち

西宮流 > Who’s Who > 日本舞踊家 花柳禮叟(はなやぎ・れいそう) さん

日本舞踊のお稽古で正しい姿勢や礼儀作法が身につきます 日本舞踊家  花柳禮叟さん

花柳禮叟(はなやぎ・れいそう)さんの「こども日本舞踊教室」が4月から阪急西宮ガーデンズのNHK文化センターで始まる。長いインタビューの間もシャキッと背筋の伸びた美しい着物姿の禮叟さんに、いま子供たちに日本舞踊を習ってほしい理由や、日本舞踊への想いなどについてお話を伺った。


日本舞踊家 花柳禮叟(はなやぎ・れいそう)さん
【プロフィール】
西宮市生まれ。現在も西宮市在住。
甲南女子大学卒業。花柳吉叟さんに師事。
1994年、花柳流専門部合格、師範の資格を得る。
1996年、なにわ芸術祭新進舞踊家競演会・新人奨励賞を受賞。
2005・2006年の文化庁委嘱「阪神伝統文化こども教室」、2006年の西宮市生涯学習大学「宮水学園」の公開講座など、日本舞踊の講師としても活躍。
また季刊誌『上方芸能』に連載「舞踊の表現」を執筆中。
<最近の主な舞台>はこちら⇒

ゆかたで踊るこども日本舞踊教室

「弥生」若獅子会:大槻能楽堂にて

「弥生」若獅子会:大槻能楽堂にて

日本舞踊教室と聞くと、何かしら敷居が高いように思ってしまうお母さん方も多いのではないだろうか。
小学生の女の子の母親でもある花柳禮叟さんの「こども日本舞踊教室」では、まず、お辞儀のしかたから習う。
「座って、手をついて、お辞儀をする。
きれいなお辞儀のしかたを子供のときにちょっとでも経験しておくと、大きくなったとき“取って付けたよう”にではなく、自然にできるようになります」
さらに禮叟さんは、日本舞踊のお稽古によって正しい姿勢が身につくという。
「身体の重心を意識した動きは、筋肉を鍛え、姿勢を正しくします。ふだんの生活ではどうしても猫背になりがちですが、この教室の時間だけでも背筋をまっすぐにしておくと、身体が覚えるんです」
「正座や、正座からの立ち方のお稽古をする
と、ふだん使わない筋肉を使います。元気な子供たちでも、最初はなかなか大変みたいですが、持久力がついて、
姿勢は本当によくなると思います」

 小さい頃から日本舞踊をしてきた禮叟さんがいま思うのは、このように身体を使ったお稽古が、精神面をも鍛えてくれたということ。
「覚えるということは、同じことの繰り返しだから、途中で投げ出したくなる。でも、ひとつのことを何か続けるというのは、日本舞踊に限りませんけども、精神的に強くなれます。何か問題に直面しても、しんどいときにやってきた自分だから乗り越えられる、と思えます」
「でも何より、
曲に合わせて踊れたときの達成感、楽しさがあります
から、ぜひ踊ってみてほしいと思います」

 花柳流での初心者の定番曲は「菊づくし」というものだそうだ。
短い曲で、日本舞踊の基本的な動きが盛り込まれていて、菊の名前をあげながら菊の花を愛でるという、子供たちにもわかりやすい内容。
「保護者の方にも見学していただけますから、
お子さまと一緒に日本の情緒に触れられては
いかがでしょうか」

    日本舞踊家 花柳禮叟(はなやぎ・れいそう)さん
    <最近の主な舞台>
  • ・2005・2007年、日本舞踊協会関西支部公演「浪花の会」(国立文楽劇場)
  • ・2007年「小川照一を偲ぶ 舞 ながつき会」(国立文楽劇場小ホール)
  • ・2009年5月5日、国立文楽劇場にて「花柳禮叟の会」が開かれる予定
掲載日:2009年3月15日

Copyright(C) 西宮市ポータルサイト『西宮流』 All rights reserved