西宮流(にしのみやスタイル)
Who's Who -- 西宮で出会える素敵な人たち

西宮流 > Who’s Who > 落語家 桂吉坊さん

座布団一枚でひとりでやる落語。ナマで楽しさを体感してほしい 落語家 桂吉坊さん

 宮っ子で、上方落語界のホープ、桂吉坊さん。吉坊さんのきりりとした和服姿と、ツヤのあるよく通る声で、編集室はたちまち寄席の雰囲気に。
とくに師匠とのお話になり、左を向いて、右を向いて、二人の会話を再現してくださるあたりは、すっかり古典落語の世界。サービス精神たっぷりの吉坊さんに、落語に出会ったきっかけや、今後の抱負についてお話を伺った。


落語家 桂吉坊さん
1981年、西宮市生まれ。現在も西宮市在住。
「家賃を払って実家に住んでいます」
1999年、高校2年生のときに、桂米朝門下の故・桂吉朝師匠に入門。
同年、初舞台。
2000年から3年間、桂米朝師匠のもとで内弟子修業。
2007年には舞台「地獄八景 浮世百景」で役者デビューも。
朝日新聞出版の雑誌「論座」には「吉坊が聞く芸の世界」が連載されている。
米朝事務所所属。

落語家 桂吉坊さん

偶然に聞いた落語「けんげしゃ茶屋」

桂吉坊さんは、天満天神繁昌亭などで舞台を重ねる上方落語界のホープ。
古典落語を得意とし、古い落語ファンからも若い世代のファンからも注目されている落語家さんだ。

でもほんの10数年前には、西宮でふつうに中学に通う少年だった。「落語も古典芸能も環境としてまったくなかった」という少年が、どうして落語に魅せられ、どのようにして落語家への道を歩んだのだろう

 「中学の1年か2年の夏に、天気図を描くという理科の宿題が出たんです。それでNHKラジオの気象通報を録音してたんですけど、

たまたま時間を30分間違えて録音したのが、米朝師匠の落語
だったんです」

「『けんげしゃ茶屋』という、めちゃくちゃ古い噺で、しかも夏なのに大晦日の噺だったんですけどね。ゲンの悪いことを言っては人を困らせて喜んでいるような言葉遊びの部分が、僕にはすごく楽しくて、こんなんがあるんやあ、と思いました」

 それから「ものすごい数の落語を聞きました」と吉坊さんは言う。しかもきちんと「記録をとっている」そうだ。

笑顔に引き込まれる

笑顔に引き込まれる

「ラジオで定期的にやってる落語番組がありましたし、

西宮北口の公同教会でアートガレーヂ落語会というのをやっていて

桂雀三郎さん、笑福亭福笑さん、桂あやめさんの新作落語の会をナマで初めて見ました」
「落語会に行くといろんなチラシをいただくので、それを見て、あっちへこっちへとつながっていきました。大阪が多かったですね」


掲載日:2008年6月1日

Copyright(C) 西宮市ポータルサイト『西宮流』 All rights reserved