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表現としての漫画を考え、漫画について書き 漫画の知名度を高めていきたい  漫画評論家 村上 知彦さん

「芦屋市生まれで現在は宝塚市在住」と聞くと西宮にあまり縁のない方のようだが、1歳のときから西宮市で育ち、いまも仕事場を西宮市に置いている、れっきとした宮っ子の村上知彦さん。漫画評論家という現在のお仕事や、西宮北口あたりの思い出などについて伺った。


漫画評論家 村上 知彦さん
1951年生まれ、関西学院大学卒業。
スポーツ新聞記者、情報誌『プガジャ』の第5代編集長などを経て、現在は漫画評論家・神戸松蔭女子学院大学文学部講師。

主な著書はこちら⇒
漫画を読んでいると、親にいい顔はされなかった…。私たちがいきなりそんな話をしても、村上さんは「たいていの親はそうでしたよ」と笑いながら、漫画評論家というお仕事について、どんな質問にもイヤな顔ひとつせずに答えてくださった。

「ストーリー漫画が生まれたのは大正末期です」 「『月光仮面』はテレビと同時に漫画の連載が始まったので、メディアミックスの最初と言えます」
「最初のストーリー少女漫画は手塚治虫さんの『リボンの騎士』」
「思春期向けの漫画があったり、少女漫画というジャンルが独立して存在するなど、世界的に見て日本は特殊です」
「外国では子供向けの漫画と大人向けの漫画がはっきり分かれていることが多いのです」

思いつくままあれこれお聞きしても、すぐに的確な答が返ってくる。漫画をあまり読まない私たちにとっても、非常に興味深い内容だ。でも、ヒーローもの、ギャグもの…と様々な漫画の断片が思い浮かぶばかりで、全体像のようなものがなかなか見えてこない。
もしかしたら、その全体像を私たちに見せてくれようとするのが、漫画評論家というお仕事なのだろうか。
本棚に収まりきらない本があふれている村上さんの仕事場

本棚に収まりきらない本があふれている村上さんの仕事場

「この作品はどういう流れの上にあって、どういう点が新しいか、いまの時代とどう関わっているかなど、ただ面白がっているだけではなく、もう少しつっこんで解説する、という仕事です」
「文芸評論や映画評論と同じようなことを、漫画でやっているわけです。具体的には、雑誌や新聞に書評を書いたり、文庫本や単行本の解説を書いたりしています。百科事典の漫画に関する項目の原稿を書いたりもします」
    <主な著書>
  • 『イッツ・オンリー・コミックス』(廣済堂出版)
  • 『まんが解体新書』(青弓社)
  • 手塚治虫プロダクションとの共編「手塚治虫がいなくなった日」(潮出版社)
  • など
掲載日:2007年9月10日

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