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阪神園芸株式会社 山村 務氏

高校球児のあこがれ、阪神甲子園球場。
みなさんは「甲子園の土」を踏んだことはあるだろうか?


阪神園芸株式会社 山村 務氏
あの甲子園の土を作り、甲子園球場をはじめとした市内にあるグラウンドのメンテナンス・造成を行っている会社が甲子園にある。
甲子園球場の管理で培ったノウハウを生かして事業展開をしている阪神園芸株式会社社長の山村務氏にインタビューさせていただいた。

 

甲子園を守り続けています

西宮のことについて尋ねると、「生粋の西宮の企業ということになりますかね。」と語り始めた山村社長。
山村社長も実は西宮とは縁が深い人である。中学・高校と市内の学校に通っていたそうで、阪神電鉄に入社してからすぐに阪神パークで 10 年ほど勤務してからこの会社に移られたので、もう人生の半分以上西宮で暮らしていることになるそうだ。

「高校野球やプロ野球のシーズンによく取り上げていただいたりしているのでその部分がよく知られているのでは」

みなさんもよくご存知の甲子園球場の管理は昭和 54 年にスタートしていて、その後もグラウンド整備の阪神園芸として他のグラウンドの整備・管理を行ってきた。
他にも市内では、阪神タイガースのファームが使用しているタイガースデン(阪神鳴尾浜球場)や大阪ガス今津総合野球グラウンドなども管理している。

「毎日使う人がベストコンディションで使えるようにグラウンドをメンテナンスしている。」

甲子園球場は、プロ野球のシーズン(阪神タイガース)はもちろん、春・夏の高校野球をはじめとしたイベントで使用できるように、整備を 1 年通じて管理している。
お話を聞いていてすごいと感じたのは、マニュアルにはない複雑な仕事だということ。

山村社長にグラウンド整備について尋ねてみると、「土は生き物ですからね、マニュアル通りというわけにはいきません。職人の技術があってこそだと思います。」という話だった。

1 年通じて一見相反すると思われる、水はけの良いグラウンドと水持ちの良いグラウンドが保たれているのはグラウンドキーパーの仕事のおかげである。 甲子園の芝生の話で有名なグラウンドキーパー藤本冶一郎(故人)もおられたが、やはりそういった職人たちの努力と技術の伝承があってこそ今の技術が確立されてきたのだという。 甲子園球場は今日も職人の方々の手によって守られているのである。

掲載日:2007年8月6日

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