ウェブサイトをひとつ作るには、じつにこれだけの工程が必要なのです。

くじら

ウェブサイトがゼロから作られるとき、着手から公開まではどんな工程を経るのか。これからお店や会社のウェブサイトを作るつもりの方、外注で依頼する予定の方に、ぜひ知っておいていただきたいと願って書きました。知っておけば、ウェブサイトを作るのにも話がスムースに進められるかもしれません。

目次

ウェブサイトができるまで

一般の方向けにかんたんに書いたつもりですが、項目は12になりました。

そんなにたくさんの工程を踏むなんて、それは大手企業のウェブサイトだけの話でしょ?!って思うかもしれませんが、そうではありません。個人店や中小企業のウェブサイトであっても、見えにくいだけであって、必ずどの工程も含まれています。

それでは、見ていきましょう。


1. 企画

ビジネス上実現したいことを決め、それを達成するための作戦を練る段階。数値目標とかも決める。

2. ディレクション

その作戦のためには、どんなウェブサイトをどんなふうにつくったらいいか、その計画を練ること。

3. 文章と写真の準備、制作

取材という形をとる場合も。文章はキャッチコピーも含む。修正を繰り返すことも。

4. デザインカンプの制作

ウェブサイト全体のデザインをどうするか?を決める。修正を繰り返すことも。

5. 技術ディレクション

htmlのバージョンは?phpは必要?などなど。専門的な話。

6. 画像素材の書き出し、準備

デザインや写真の画像ファイルはウェブサイトにはそのまま使えないので、適切な形式に変換したり、調整をする。

7. コーディング

html(コード)を書いて、ウェブサイトがデザインカンプどおりになるようにする。

8. プログラミング

htmlだけでは足りない特別な機能をつけるときは、追加でプログラムを書く。JavascriptやPHPが登場する。

9. 独自ドメインの決定、購入

ウェブサイトにオリジナルの名前(ドメイン名)をつける手続き。

10. ウェブサーバーの決定、購入&セッティング

できあがったウェブサイトを置く場所を決めて、契約する。

11. テスト

できあがったウェブサイトが適切に見えるかどうか、チェックする作業。必要なら7-8を繰り返す。

12. 公開

これでようやく、誰もが見られる状態に。


そして、以上はあくまで「公開するまで」のお話。じつはこのあとのほうがずっと重要で、運用&更新という、何年間もず〜〜っと続く作業が待っています。

「HTML」とかって、ほんの一部の話でしかない

ウェブサイト制作についてよくご存じない方は、「ウェブサイトを作る」って聞くと、反射的に「HTMLが」「ホームページビルダーが」って言いますよね。

でも、それらはじつは、さっきの工程を見ていただければわかるとおり、ウェブサイトを作る工程のなかのほんの一部分の話でしかないんです。

あるいは最近は、ウェブサイトを無料で自分でかんたんに作れる!というサービスがありますね。JimdoとかWixとか、聞いたことがある方もいらっしゃると思います。こうした無料のウェブサイト制作サービスもまた同じで、技術的な面をかんたんにしてくれるというだけです。

技術やサービスの名前って難しげで印象的なので、聞くとそのキーワードに固執してしまいがちですが、ぜひこのことは覚えておいてくださいね。そして、技術的に作れるということと、売上向上に効果があるサイトを作れるというのは、また別の話、だったりします。

いきなりデザインは大間違い。最初が肝心。

「知り合いにデザイン勉強してるっていう人おるで、安くで頼んだらええんちゃうか」ってお考えの経営者さん、要注意ですよ!

ウェブサイト制作について素人の方は、工程のどれかのを無視したりすっとばしてしまうことがあります。特にすっとばされやすいのが、最初の1と2の工程です。ビジネスの目的とウェブサイトの目的を合致させる、頭脳的な作業ですね。

じつはここが一番大切な部分なので、これを抜かしてしまうと、どれだけ苦心しても、経営に貢献するウェブサイトはできっこありません。断言しちゃいます……。

イラストやデザインをちょっとかじっただけの人にウェブサイトを作ってもらうと、例外なくいきなりデザインから作り出してしまうんですが、それで途中で挫折したり、完成しても放置されたままになってしまうケースを、私はいくつも見てきました。

HTMLがわかる、デザインがわかる、それだけでは、経営に貢献できるウェブサイトは作れない、ってことなんですね。他にも組み合わせなきゃいけないことが、まだまだあるんです。

大事なのは、背骨が通ってること!

本来、ウェブサイトのデザインは、最初に定めたビジネス上の目的に沿ってつくられるべきです。

そして、それを実現するためにHTMLなどの技術がついてくる。

そして、最初に定めた目的のために、その後何年間も運用が続いていくこと。

これが、ウェブサイトの理想的な作り方&使い方です。

くじら

アタマからシッポまでぶっとい背骨が通った巨大なクジラみたいに、ビジネス上の目的が後の工程にもずっと貫かれていくようにする。そうすればきっとあなたのビジネスは、世間の海をゆーぜんと泳いでいけますよ。

著者

西宮流 ウェブ指南

Factory70代表/イラストレーター/ウェブディレクター。西宮市出身(広田小)。西宮流さんとは、ウェブサイト制作やデザインなどいろんなお仕事をお手伝いさせていただいている間柄です。

ウェブサイト: https://factory70.com

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