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ぐるり街めぐり > 『浮遊物』が津門川をさかのぼる・・・

更新日:2009/06/13
『浮遊物』が香櫨園浜から今津港を経て津門川をさかのぼる カヌー好きな一市民 坪内一夫さん
カヌー好きな一市民 坪内一夫さん

 「昔から変わったサラリーマンでした(笑)」と笑うのは、今回の主人公の坪内一夫さん。
二度目のお勤めをしながら、休日はのんびりカヌーで楽しむ一市民。
そんな坪内さんとの出会いは、昨年の10月。一読者だと名乗る坪内さんから頂いたメールが始まり。
「小生、へたの横好きで、御前浜、香枦園浜を中心に、週末にカヤックを楽しんでおります。最近、小さな冒険で水路を遡っております。(一応、市の確認はとってあります)。
この間も香枦園浜から今津港まで行き、そこから東川の水路に入り、途中から津門川へ入ってさらに遡り、今津駅付近を越え、国道2号線との交差点までさかのぼって来ました。もう少し水かさがあれば、社保庁あたりから阪急北口近くまで、いけたかなあ~~と。」
「面白そう!!」と記者の虫が騒ぎ、早速連絡を取ったものの取材にこぎつけたのが2009年5月末。
水が怖いおっちゃんが何でカヌーなん??・・・その疑問は結局分からずじまい。おかしなおっちゃんが漕ぐカヌーの横を、物好きな記者がついて歩いた半日をご紹介(笑)

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泳げないおっちゃんがカヌーにはまった



















昔から、普通のサラリーマンになりたくないと思っていた坪内さん。ボーイスカウトの経験で男の料理教室の講師になったり・・・といろいろ面白い経験も持っている。
一時期、浜辺でスポーツカイトをしていた人が、今はカヌーにはまっている。
「実は、水が怖いんですよ~(笑)
 だから最初は水上ボートの波が本当に怖かったですね。怖いからバランスを取ろうとするのがいいのかもね。」と言う坪内さんのカヌーには、
こっそり自作の浮きが積んである。
「万が一転覆しても、これに掴まれますから・・・(笑)」赤いナップザックの中には空っぽのペットボトルが入っているらしい。
最初は、カヌーを借りて教えてもらっていたが、限られた範囲でしか自由がないことが嫌になってマイカヌーをゲット!!
カヌーに描かれた竜は、スノボーが趣味の息子さんの作品。
「子ども達は見向きもしませんよ・・・」と笑っているが、仲のよい家庭がそこに見える。
御前浜で一人でカヌーを漕ぐうちに退屈になり、小さな冒険を思いついた。
川を遡ってどこまで行けるだろう?? 川を遡るのに許可は要るのか??
市や県の窓口に連絡し、たどり着いた見解は「動力が付いてないので、許可は必要なし。ただの浮遊物と同じになるので、身の安全は自分で守ってください。」



香櫨園浜→今津灯台

 約束の日は、朝方までの雨が上がった午前10時。香櫨園浜の駐車場に集合。
現れた坪内さんの車の屋根には勿論カヌー。後ろを開けたらぎっしりと様々な荷物が乗っている。
そこからまず降ろされたのがカヌーを運ぶ道具。いかにも
アルミっぽく見せているが、実は木
の手作り。よく見たらあちこち剥げている、これもご愛嬌。
「この部分はアルミの既製品なんですが、少し使いづらいので木を足して改良したんです。」
カヌーを下ろしたら、まずはカヌーの中の浮きに空気を入れる。


















「両方を一気に入れると、クラッと来ますよ~(笑)」
駐車場から浜まで運んで、準備運動をして、さあ出発!!時間は10:30
「いってらっしゃーい」跳ね橋の下をくぐる坪内さんの後ろ姿を見送ってから、記者は車で今津灯台まで。
「20分から30分ぐらいで到着するでしょう。それより遅れたら、どこかで漂っているかも~(笑)」という事だったので、きっと
私達のほうが早いと思いきや
もうそこまで来て待っていた。「今日は風もなかったので早く着きました(*^_^*)」時間は10:45 
今津灯台のところでダンスの練習中だった女の子達の目にはどう映っていたのだろう??


今津港から、いよいよ津門川へ

今津灯台のところでしばし休憩し、さあ川へ。
「車を駐車場に置き、臨港線あたりで待ち受けるからゆっくり出発してね・・・」とお願いして一足先に灯台を後にする。

臨港線で待ち受けていると、向こうから小さなカヌーの姿が・・・・。
橋の上で手を振っていると、周りの人が何事かと視線を向ける。「やっぱり一人でいると寂しいので、声をかけてもらったり、
手を振ってもらったりすると、うれしいんです(*^_^*)」
と言っていた坪内さん。今日は観客が多いよ!!

マルナカの横は東川。臨港線の少し北のところで、左に行く本流(東川)から、右に行く津門川に分かれる。川の西側には津門中央公園があり、少年野球の元気な声が響いてくる。
「今日は、それほど暑くもなく、風もないし、昨夜の雨で水かさも多いから結構上がれるんじゃないかな??」とルンルン♪♪
ところが、大問題発生!!
・・・って、単に下調べしてなかっただけだが、津門中央公園の横を北に歩くうちに43号線が目に入るが、
「私、渡れないやん(汗)」
と大慌ての記者。仕方ないから「坪内さん、ゆっくり43を渡ってね~。私ぐるっと回ってくるから・・・」
水路をスイスイ行くカヌーを横目に、記者は200m程東の今津西線の信号まで大回り(泣)

43号線を渡ると、川幅はかなり狭くなってくる。住宅街の中を斜めに今津線の方に向かっていく。
たまに道行く人も、すぐ横の川の中を覗き込む人も少なく、案外カヌーの存在に気づかないものだ。

カヌーの旅はまだ続きます・・・

今津線に沿うように川は北へ