BABY PHOENIX(ベイビー フェニックス)

マリナパークシティ  絵画/壁画

場所:西宮浜 マリナパークシティ丘のある街3番館
作者:永沼理善


作品が設置されてから約23年。
経年劣化で、作品に小さな丸い傷のようなものが浮かんできて、作者の永沼さんが保管されていたパーツを活用して補修され、2021年12月18日に除幕式が行われた。

2021年12月18日 修復後の作品
作品について語る永沼理善さん

震災で 傷んだ街の復活を思い、作品は不死鳥をイメージしたという。力強さより、優しいフェニックスで、西宮の街をイメージしている。真ん中の緑は甲山。その麓から流れる夙川はまっすぐ海に注ぎ、西宮浜が浮かぶ。
小学校4年生まで住んだ西宮。通った段上小学校の校歌には、甲山と武庫川が出てくるが、そのどちらも作品の中に表現されている。
作品はホーロー塗装で仕上げられ、総重量は170kになるという。
元々、ゼンマイなどを使った動く作品が多い永沼さんだが、設置後のメンテナンスも考えてこの作品にしたという。