アナおばのメモ活用法Vol.1_094

前回ユーザー辞書登録について説明したときに、
ｉＰａｄ２に最初から入っているメモを使いましよね。
アナおば、これ結構使っているんですね。　他にどんな使い方をしているかというと・・・
今日もテレビで最近気になっていた詩について話していました。
やっと詩人の名前がわかったのです。
吉野弘
早速ｉＰａｄ２のＳａｆａｒｉをタップして、Ｇｏｏｇｌｅで検索。
そうしたら、私が小学校の時に、授業で聞かされた詩も吉野弘の作品でした。
感動したとか、そうのではないんですが、
ただただ、この詩だけは記憶に残っているのです。
たまに乗った阪急電車ふっと思い出したりするんですよね。
ではやっと見つけた、この　“ 詩 ”　データは皆さんはどうしますか？！
以前はプリントアウトしたり、これをお気に入りに保存したりしていたんですが、
プリントたまる一方で、いざというときに見当たらず！！（性格ですかねぇ ´･_･`! ）
でもって今は、ｉＰａｄ２でこんな具合に保存しています V(＾_＾)V
Ｓａｆｏａｒｉ をタップして、Ｇｏｏｇｌｅで吉野弘を検索しますね。

探し物見つけました！　とっておきたいところに、そぉっと指をおくとこんなふうになります。

指を話すとコピーとでるのでそこをタップします。

ホームボタンを押して、ホーム画面のメモをタップしますね。

昨日の記録が残ってますね。右上の ＋ をタップして、新規メモをだします。

吉野弘　と入力すると、カーソルのあったところと、左のアカウントのところにも入りましたね。

改行して、また指をそっと置いておくと、

選択　全選択　ペースト　とでるので、ペーストをタップします。

ほら、Ｓａｆａｒｉでコピーしたところが、張り付けられました。

キーボードが邪魔ですね。右下のキーボードのところをタップすると消えますよ！

これでいつでも読むことができます。

＊おまけ＊

夕焼け 吉野弘

いつものことだが
電車は満員だった。
そして
いつものことだが
若者と娘が腰をおろし
としよりが立っていた。
うつむいていた娘が立って
としよりに席をゆずった。
そそくさととしよりが坐った。
礼も言わずにとしよりは次の駅で降りた。
娘は坐った。
別のとしよりが娘の前に
横あいから押されてきた。
娘はうつむいた。
しかし
又立って
席を
そのとしよりにゆずった。
としよりは次の駅で礼を言って降りた。
娘は坐った。
二度あることは と言う通り
別のとしよりが娘の前に
押し出された。
可哀想に
娘はうつむいて
そして今度は席を立たなかった。
次の駅も
次の駅も
下唇をキュッと噛んで
身体をこわばらせて――。
僕は電車を降りた。
固くなってうつむいて
娘はどこまで行ったろう。
やさしい心の持主は
いつでもどこでも
われにもあらず受難者となる。
何故って
やさしい心の持主は
他人のつらさを自分のつらさのように
感じるから。
やさしい心に責められながら
娘はどこまでゆけるだろう。
下唇を噛んで
つらい気持ちで
美しい夕焼けも見ないで。