関西学院上ヶ原ハビタット

「地球の屋根は空ひとつ」 私たちは世界の貧困居住問題に取り組む、関西学院大学のボランティアサークルです。

「東北への想い」

   

初めましてこんにちは。関西学院上ヶ原ハビタットで現在副会長を務めさせて頂いております社会学部3回生小嶋遼太です。

私たち上ヶ原ハビタットではGlobal Villageと呼ばれる家建築活動だけでなく、200名を越えるメンバーが様々な活動を行っています。

その中でも今回は、僕が1年間中心になって取り組んできた東日本大震災復興支援活動についての想いを書かせて頂きたいと思います。

震災発生直後、私たちの先輩方はボランティア団体として「関西から何か力になりたい」との想いからチームを結成し現地のニーズに合わせた支援活動を行われてきました。

震災発生直後はガレキの撤去、泥出し、炊き出し、遺留品の捜索などといった作業が緊急支援としてボランティアに求められていました。しかし震災から2年、3年経つにつれてインフラなどの復旧は進み、新しい建物が建ち始め被災地が抱える問題は大きく変化しています。

僕が初めて東北へ訪れたのは大学1回生の秋、震災から3年以上が経った2014年11月でした。その時に岩手県大船渡市で現地に住む方々から聞いたのは「東北に足を運ぶ人を増やしてほしい」といった声でした。

実際に足を運び、現地の方々の声を聞くことで震災から3年以上が経って緊急支援活動を行うボランティアは減り、東北へ足を運ぶ人が少なくなっている現状を知りました。そして、被災された方々にとっての最大の問題は仕事や生き甲斐を見つけ生活を再建すること。地元で復興支援に携わる方々は地域を盛り上げようと様々な取り組みを行われていました。

震災からの風化が進む中、上ヶ原ハビタットのメンバーにもっと現状を知ってほしい、関心を持ってほしいと感じ、現地に足を運ぶキッカケ作りとして震災を知るスタディーツアーや観光を通じて現地の経済を活性化させる「復興ツーリズム」をコンセプトとして2015年6月と11月の2回の現地派遣を企画して行いました。

この企画では初めて東北に足を運ぶメンバーが多く参加してくれて、仮設住宅に訪問したり、農業のお手伝いをする中で現地の方々と交流し現状を知る事が出来ました。

しかし観光して楽しんでいるだけで復興支援に繋がるのかといった疑問の声もありました。東北で観光する。と言うと皆さんは仙台や松島をイメージするかもしれません。
しかし、私達が訪れた宮城県名取市や東松島市、岩手県陸前高田市や大船渡市では現在人々の生活再建のために様々な取り組みで観光客を呼び込んでいます。

地域の美味しい特産物を食べ、宿に泊まり、タクシーやバス、電車に乗り、お土産を買ったりすることで地域経済の活性化に繋がります。そして、自分たちが訪れるだけでなく現状や魅力を広く伝えていくことで足を運ぶ人を増やして更に現地の方々の生活再建に繋げたいと感じ、学校での写真展や街頭募金を行いました。

けれど今これから継続して支援活動を続けていく上で学生として、ボランティア団体としてまだまだ出来ることはあるんじゃないかなと思っています。

足を運び、現状や魅力を伝えるだけでなく更に現地の方々のために+αの支援が出来るのではないか。

仮設住宅などに住まわざるを得ない方々がまだ多くいる中で、現地の方々ともっと交流を深めることで心のケアに繋げる。東北の特産物を仕入れて関西で販売する。人手の足りていない農業や漁業のお手伝いをする。

今回の企画に参加してくれたメンバーが中心となって長期の支援として様々な可能性を模索し、少しでも現地の方々の力になれるような支援活動ができればと思っています。

温かい人々と美味しい食べ物。格安航空のpeachを使えば往復2万円程度、わずか2時間あれば宮城県まで行けるので是非一度、足を運んでみてはいかがでしょうか?

【地域を盛り上げる取り組みの紹介】
宮城県東松島市 おのくん
http://socialimagine.wix.com/onokun
宮城県女川町 ゆめハウス
http://onagawa-umineko.jp
岩手県大船渡市 屋台村
http://www.netricoh.com/contents/officelife/touhokuouen2/iwate/oft_yatai_01.html

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