西宮流 > にしのみや一品入魂ものがたり > 雲凌軒 鯖ずし[4]


「ところで、雲凌軒っていう屋号には何か謂れがあるんですか??」とゆかやん。
「軒・・・って、なんやら中華料理みたいでしょ??最初は、なんか変な名前・・・なんて思いましたけどね。雲を凌ぐように・・・と言う意味のようです。」辻井さんの高い志は付けてもらったこの名前にも後押しされているようだ。
阪急バス・さくらやまなみバスの下山口バス停から、有馬川を越えて西に一本入った筋を左に曲がったら直ぐにある。バス停から徒歩2分。お店では、鯖寿しだけでなく美味しいうどんや丼物もある。
「田舎の店やからね・・・・」と辻井さんは謙遜。
「本当にいろんな人に支えられて今があるんですよ。この包装紙も地元のお客様の手書きの文字を、そのまま使わせていただいているんです。中身とようおおてますやろ~~。」
初めて、ここの鯖寿しを食べた時、あまりに美味しかったと言うことでその方からお礼状が届いた。すごく味のある温かい字とイラスト入りの手紙だった。一目でその字にほれ込んで、お願いして包装紙の図案として使わせていただくことになったようだ。
今では、ここの鯖寿しを支える陰の力となっている。
「なれ鮨なので、作って直ぐよりは、少し置いたほうが美味しいんですよ。ですから、お電話で予約いただいた時には、召し上がる時間をお聞きして、持ち帰られて直ぐに食べられるようなら、午前中に作っておきます。」
「一日にできる量が限られてますので、来ていただいても売り切れのこともあります。事前にお電話いただいたほうが助かります。」
きちんと確かめた素材で、自分達の手の届く範囲で丁寧に作り世に出す。
『美味しかった!!』『今まで食べられなかったけど、初めて食べました!!』『子どもが、喜んで食べて~!!』そんな声がうれしくて、今日も新しい鯖を漬け込んでいく。
最後に、鯖を炙るおいしそうな映像をお楽しみください。
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