[NMS-C] TIME/タイム(‘11アメリカ)
人類が科学技術の発展によって老化を克服した近未来。すべての人間の成長が25歳でストップするという社会がやってきます。人々は〈富裕ゾーン〉と〈スラム・ゾーン〉という2つのゾーンに分かれて生活し、そのゾーンを分けるのは左腕に埋め込まれたボディ・ロックの刻む余命時間。25歳以降は貨幣の代わりに時間が唯一の通貨となり、「残り時間=余命時間」によって2つに分けられた世界で、一部の富裕層は永遠の命をもち、圧倒的多数のスラム・ゾーンの住人たちは、その日その日を必死で生きてゆく(=労働などで時間を稼ぐ)サバイバルの日々を強いられているのです。

(c)2011 Twentieth Century Fox.
この「もしかしたら未来は、こんな世界になるかもしれない」と思わせる妙にリアルな設定にドキドキ。ほんと最後まで飽きさせない内容&スリリングなアクション、さらに一級品のサスペンス作品で見どころ満載の映画です。


コーヒーを買うのもバスに乗るのも、4分や2時間などの時間払い。銀行強盗は「金を出せ!」ではなく「時間を渡せ!」。最初はちょっと混乱するけれど、作品の世界に込まれてからは時間のもつ重要さにドキリ。「自分は自分の時間を大切に使ってるか?」なんて考えさせられたりも。時間が膨大にあるから急ぐ必要もなく、まるで時間のムダ使い…の富裕ゾーンの人間を観ると「人生には限りがあるから、いろんなことに頑張れるんじゃないか?」と思ったり。時間や幸せについて考える機会も与えてくれます。

主人公2人は、スラム・ゾーンに住むウィル&富裕ゾーンに住むシルビア。富裕ゾーンに入りこんだウィルは変化のない毎日に辟易しているシルビアをスラム・ゾーンに連れ出し、2人のスリリングな逃走劇が始まります。ウィルを演じるのは名歌手でもあるジャスティン・ティンバーレイク。アカデミー賞受賞作『ソーシャル・ネットワーク』でも見せた演技派っぷりが今作でも炸裂。いやー演技ウマイです。シルビア役のアマンダ・セイフライドも魅惑的。抜群のスタイルのよさが富裕ゾーンで生きる人の無機質さに相まって◎なのです。アクションも好き、サスペンスも好き、ドラマも好き。そんな欲張りさんにぴったりの映画。観たあとに感想を言い合うのも楽しそうな作品です。

| すべての人間は成長が25歳でストップするという、この作品の設定。なぜ25歳なのかというと、監督が調べたところによると人間は 25歳で脳の前頭葉が成長を遂げ、完全に成熟するんだとか。前頭葉は衝動や無謀な行動をコントロールする脳の一部のこと。 だからアメリカのレンタカー会社は25歳以下には車を貸さないそう。 ちょっとした豆知識だけど、驚き! |
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| 監督・脚本・製作 アンドリュー・ニコル 出演/ジャスティン・ティンバーレイク、アマンダ・セイフライド、キリアン・マーフィー、オリヴィア・ワイルド、ヴィンセント・カーシーザー ほか 上映時間/109分 公開/2月17日~ 劇場/TOHOシネマズ梅田、大阪ステーションシティシネマ、梅田ブルク7、OSシネマズミント神戸、TOHOシネマズ西宮OS ほか 公式サイト/http://www.foxmovies.jp/time/ |
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[NMS-C] ニューイヤーズ・イブ(‘11アメリカ)
年末に観るのにぴったり&元気をくれるので、年明けに観るのにも最高な映画! 舞台はニューヨーク、8組が過ごす大晦日(=ニューイヤーズ・イブ)のお話です。「今年は今日でラスト!」と誰もが浮き足立つその日に、8組の登場人物たちには実にさまざまなドラマが起こります。

(C) 2011 Warner Bros Ent. All Rights Reserved.
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[NMS-C] タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密 (‘11アメリカ・ニュージーランド)
タンタンって、みなさんご存じですか? じつはわたしの昔からの大好きなキャラクター。原作本は1929年にベルギーで連載が開始されたコミック本。原作者のエルジェが亡くなる83年まで23冊の単行本が刊行され、遺作を含めて24冊が世界中で刊行されています。

(C) 2011 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
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[NMS-C] ステキな金縛り(‘11日本)
待ってました!の三谷幸喜監督の最新作。今回の舞台は法廷。しかも殺人事件の容疑者のアリバイが「事件があった夜は金縛りに遭っていた」というもの。それも、落ち武者の幽霊が容疑者にのしかかっていたという…。

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[NMS-C] ツレがうつになりまして。(‘11日本)
実話から生まれた大人気コミックエッセイが、ついに映画になりました。
主人公はマイペースに生きる売れない漫画家のハルと、バリバリ仕事をこなすスーパーサラリーマンの夫・ツレ。
ところがある日、真顔で「死にたい…」と言い出すツレ。病院での診断結果は、うつ病。
原因は仕事の激務とストレス。そこから、ふたりの〈うつ病との共生〉が始まります。
[NMS-C] ハンナ(‘11アメリカ)
『つぐない』でオスカー候補になった天才少女、シアーシャ・ローナンの最新主演作。元CIA工作員の父と人知れず山奥で暮らし、並外れた格闘テクニックを身に付けたハンナ。そんな彼女が16歳で外の世界へと旅立ちます。ところが父の元同僚のCIA捜査官のマリッサがハンナを消すため彼女の前に現れ、マリッサと手下との壮絶な闘いが始まります。さらにその闘いの中で、彼女は自身の卓越した身体能力の秘密を知ることになり…。

迫力あふれるアクションシーンのほとんどが、なんとシアーシャ本人によるもの。キレのある動きがとにかくカッコイイ! キリリとした闘う女性としての姿や憂いを帯びた横顔、16歳の少女として無邪気に笑う笑顔など彼女の豊かな表情に魅了されます。『つぐない』で「なんだか気になる」独特の雰囲気を醸し出していた頃は13歳。その頃からただならぬ印象でしたが、今回ちょっぴり大人になったシアーシャはいい感じに成長しています。少女のおもかげを残したまま、大人っぽさも併せ持つ。アメリカ人なんですが、ヨーロッパの女優さんみたいなアンニュイさがあって…今後の彼女にも注目です。
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[NMS-C] うさぎドロップ(‘11日本)
芸能界でいま一番人気者なのでは?な芦田愛菜ちゃんと来年の大河の主役・松ケン、そんな旬のふたりがタッグを組んだ作品がこちら!
27歳、独身、彼女なしのサラリーマンのダイキチが祖父のお葬式で出会った孤独で悲しげな女の子は、なんとおじいちゃんの隠し子! 親族みんながその子の引き取りを拒否する中、勢いで「自分が引き取る!」と言ってしまうダイキチ。その日から6歳の少女・りんとダイキチのドタバタな生活が始まります。

子育てを優先するため、残業のない部署にためらいもなく異動願いを出したり、おねしょを笑って許したり…慣れないながらも一生懸命に頑張るイクメン・ダイキチが素敵すぎます☆ いろいろ迷ったりもするけど、いつだって一直線なのがいいんですよね。そんな彼の姿を見たら男子は「育児もいいなぁ」なんて思いそう。女子なら彼のイクメンっぷりにホレてしまうはず。ダンナさんにするなら、あんな愛にあふれたひとがいい! わたしの松ケン史上、いちばんスキな役柄です。
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[NMS-C] 黄色い星の子供たち(‘10フランス・ドイツ・ハンガリー)
観終わった後も、その映画の強い世界観に引き付けられ過ぎて、しばらくボーッとしてしまう映画にたまに出会います。これはまさにそんな映画! ちなみにタイトル中の黄色い星とは、ナチスの支配下にあったフランスで、ユダヤ人が目印として衣服の胸に黄色い星をつけることを義務づけられた、その悲しい証しのことなんです。
映画の題材は1942年にフランス政府の手によって行われた、史上最大のユダヤ人一斉検挙。事件は長い間、ナチスドイツによる迫害のひとつとして捉えられていました。しかし実際はフランス側が増え過ぎたユダヤ人移民を撤廃するのにいい機会だと考え、自分たちの手で行った残虐な行為だったんです。この事件は1995年にシラク元大統領が国の罪と認めるまでの約50年間、ほぼ表沙汰にはなりませんでした。そんな忘れ去られていた事件を、監督が1日に7~9時間を週に5日間×3年間もの時間を費やして資料を集め綿密に調査し、さらに収容所から奇跡的に脱走できた男性に出会ったことで詳細を聞き出し、この映画を完成させました。
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[NMS-C] ブラック・スワン(’10 アメリカ)
今回ご紹介するのは、演技派女優ナタリー・ポートマンにアカデミー賞主演女優賞をもたらした話題作。映画の世界が存分に伝わってくる&衝撃的な香りがプンプン漂う予告編が気になった方も多いはず。あの予告編を観て「『ブラック・スワン』観に行かないと!」と言う声を多く聞きました。うまい予告編! もちろんその期待を裏切らない内容ですよ。

主人公は人生のすべてをバレエに捧げるバレエダンサー・ニナ。ある日、彼女は念願の「白鳥の湖」のプリマに抜擢されます。でも喜びも束の間、プリマは純真で優雅な白鳥と邪悪で官能的な黒鳥を同時に演じ分けなければいけない難役。芸術監督のルロイに「君の白鳥は完璧。でも黒鳥の危うさは、もっと自分を心の底から解放しなければ表現できない」と言われてしまいます。確かに、まじめで優等生タイプの彼女にすれば白鳥はお手のもの。でも黒鳥の危険な香り漂う官能的な部分を理解できないがゆえに、黒鳥を表現できず悩みます。
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