ビエンナーレレポート NO1 <蓬莱峡 エリア>

蓬莱峡

今年の西宮船坂ビエンナーレ2012は、会場がかなり広がって来ました。
なんと、蓬莱峡が会場の一つとなりましたが、ここはなかなか行きずらい。船坂から歩くとやはり小一時間ほど。阪急バスという手もあるので バスの本数が少ないので時刻を確かめて、少し遠いけどぜひトライしてみて下さい。なんと言っても、普段滅多に足を踏み入れられる所ではないので・・・・。 (阪急バスなら 座頭谷バス停下車)
ただし、土日、小学校の正門の所に、こんなパフォーマンスの車がいたら、ラッキー!!蓬莱峡で大きな石の作品を展示されている馬渕さんが、蓬莱峡との往復を助けるパフォーマンス実施中。ぜひ作家さんと一緒に蓬莱峡へ足を伸ばしてくださいね。(写真はクリックすると大きくなります)

但し、大野良平さんの作品のある所まで行くには、浅いけど川を飛び石伝いに渡ったり、両手を使って上ったり降りたりしないといけないので、行かれる方はくれぐれもご注意を!!

<「再」と「生」を結ぶもの > 大野良平さん
 
有川浩さんの「阪急電車」のモチーフの一つとなった、宝塚の武庫川の河原の「生」の石積みを作られた大野さん。今回は、ビエンナーレのテーマにも合わせて、太田橋の河原には「時空の船」を! 蓬莱峡には「再」の石積みを新しく作られた。

蓬莱峡の屏風岩のすぐ下に作られた「再」の石積みは、雨で少し傷んだ所もあるが、見に行かれたあなたが、近くの石を拾ってぜひ積み上げて!!と、大野さん。一緒に作品を作ろう!!
   
現場までは、飛び石を飛んで川を渡ったり、両手を使って上り下りたり・・・と足場があまり良くないので、ご注意を!!

 

<竜山竜>  馬渕洋さん
 
蓬莱峡の会場に入ってすぐの所に作品達はあった。土日は、この作品の作家さんが、小学校と蓬莱峡を結ぶタクシーパフォーマンスも実施。

 

<カワラブレイカーと少年> 小笠原周さん
  
蓬莱峡への入り口から 真直ぐ進んで行くと右手にブルートレインが。。。。。
そのブルートレインの前に積上られた100枚の瓦。実は、ここに来るまでにもあちこちに瓦割りをしたあとのオブジェがあるので、見落とさないように!!ブルートレインの中にはこの瓦割りの漫画があるようですが、今日はトレインの鍵が開いていず断念。
明日からの会期中はぜひお楽しみください。尚、瓦割りのオブジェは小学校の二宮尊徳像の足下にも!!
それにしても、こんな細い曲がりくねった道路を、どうやってこの列車が運び込まれたのか??その事にも興味をそそられた。

 

<点字を使った作品> 松田壮統さん
  
川の中に見逃してしまいそうな控え目な点字の作品が・・・よ〜く探してね!!

 

<デイリーライフ> 凡人ユニット(内田聖良さん+清水都花さん)
 
小笠原さんの作品のある右手の寝台車と反対側には3両程の貨車が・・・
その中の一つにあったのがこの作品。「窓の日よけを上下させて下さい。それが信号となって旧船坂小学校の用務員室のドローイングロボットが受信してくれます。」と書いてあった。この時の私の信号、ちゃんと受信してくれたかな????

 

 

投稿日時 : 2012-10-20 23:24:28

更新日時 : 2012-10-26 10:55:10

この記事の著者

編集部|J

『西宮流(にしのみやスタイル)』の立ち上げ時からのスタッフ。
日々、様々な記事を書きながら西宮のヒト・モノ・コトを繋ぎます。

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