山口の氏神で、廣田神社とともに延喜式にも名がある由緒ある神社で、御祭神は木の祖神「久久能智神(くくちのかみ)」である。
大化三年(西暦六四七年)冬、孝徳天皇が有馬温泉に行幸された時、御滞在の行宮造営の材木をこの地より採り、その木材のすばらしい事を喜んだ天皇が「この山は功ある山なり」と言われたところから、功地(こうち)と呼ばれるようになったといわれている。
1097年の洪水で現在の場所に遷った。
公智神社は建築の神様でもあるという。
旧村時代からのだんじり7基があるが、秋のお祭りにはお旅所跡から神社まで練り合わせが行われ、大勢の人が見守る。
- 12月31日
- 午後6時頃より御神火点火
- 1月 1日
- 午前10時より歳旦祭
- 破魔矢・御神札等授与しています。