優良事業所

日本クーラー株式会社

優れた技術力(製品)

アルミニウム合金パイプの細管抽伸加工(輸送機部材)

受賞内容

昭和16年創業以来、伸銅管の製作で培ってきた実績をベースに、独自のアルミ抽伸加工技術を蓄積してきました。アルミ素材の延伸特性を最大限に生かした抽伸加工により、外径2ミリの精密細管から大口径の異形管まで製作が可能で、輸送機(自動車・二輪車)、航空機部材、金属バットなど幅広い分野で使用されています。また、ISO9001:2000版を認証取得し、会社一丸となって品質の良い製品の提供に向け努力しています。

引っ張り伸ばして67年、会社も伸ばしたその技術

切断機

切断機

戦前、飛行機の部品を作る軍需工場として日本冷却機(株)としておじ様とお父様が創業。昭和20年の空襲で焼けた後、「元々やっていた技術を生かせるということで、ダイキン工業などのクーラーの部品を作る工場として昭和23年に再開したと聞いています。僕が社長になったのは昭和61年です。」と水野社長。

現在はクーラーの部品は、製造物の中のほんの一部。現在の社名は日本クーラー(株)「社名も変ないといけないかなぁ~」と社長が豪快に笑っている。

昔の伸銅管の製作技術を元に、現在はアルミニウム合金パイプの抽伸加工を行っている。アルミニウム合金の様々な大きさや形のパイプを作っている。「銅とアルミはいい組み合わせでないので、もう15~16年前に銅はやめました。」


一つ一つ検品中

一つ一つ検品中

自動車や二輪車、航空機の部品が中心だそうだが、私たちの日常に関係がある製品も多い。タオル掛、化粧に使う刷毛の根元の部分、金属バット、アーチェリーの矢、警棒、テントの支柱…などと教えてもらった。そう考えてみれば私たちの生活の中に錆びずに軽いアルミの製品が多いことに気づく。

今回の受賞の対象となったアルミニウム合金パイプの細管抽伸加工(輸送機部材)というのは、直径5.4ミリのアルミの棒の中に1.2ミリのごく細い穴が開いているもの。用途は油圧弁などに使われるらしい。なるほど、それで他の製品より圧倒的に肉厚。
 お聞きすれば、この技術が開発されるまでは、5.4ミリのアルミの棒にドリルで1.2ミリの穴を開けていたそうだ。細い棒に、本当に細い穴を開けていくのだから、効率の好いわけがない。「今でも、そうして作っているところもたくさんあると思いますよ…。」と水野社長。


金属バット

金属バット

アルミと言うのは、引っ張って伸ばすことによって強度が増すのだそうだ。しかし、それほど伸びるものではないので、業者から買い入れた33.65ミリの管を5.4ミリに落とすまでには「引っ張って伸ばし、炉に入れて軟化させ、また引っ張って切断する」と言う一連の工程を何度も何度も繰り返す。最終的に、納品の太さまで落とした後は、焼入れしたり矯正してまっすぐにしたりと作業工程は本当に長い。

今回の受賞とは違うが、金属バットにも企業秘密があるらしい。先の部分は太く、グリップの方が細くなっている形状につくらないといけない。しかも、強度を考えると、先の方の壁は薄く、手元は厚く延ばさないといけない。その微妙な製造は高い技術が必要。「今、高校野球で使っている半分くらいは、うちの製品だと思いますよ。」
高校球児の半分が、甲子園球場のある街西宮で作られた金属バットを使っているなんてうれしい。ただし、残念なことに最終工程まではここで出来ないので、日本クーラーの名前が直接出ることはない。「昔の仏師がそうしたように、中に社名を刻みたいですよね…」と言いながら笑いあった。

日本クーラー株式会社 代表取締役社長水野義文

代表取締役社長 : 水野義文

「本当は最後まで一貫して作りたんですが、アルマイトは公害対策が大変なんですよ…。」と社長。

街中にあるので環境にも気をつけ、今も製品の仕上げの洗浄機などの設備投資もしている。

 

日本クーラー株式会社
nihonk-logo

住所:兵庫県西宮市津門大箇町 

電話:0798-33-0513

代表取締役社長 : 水野義文

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